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ギターのフレット交換4

ギターのフレット交換4

送られてきたフレット
送られてきたフレット
ヤフオクでゲットしたフレット

国産(三晃製)ミディアムハイフレット 207
思ったより速くつきました。
見た目は問題無しのようです。
送料込みで1200円、は安いです。

フレットたて
フレットたて

カットしたフレットを1フレットから並べ立てておきます。

バインディング対応フレット
バインディング対応フレット

バインディング対応しました。
カットしたフレットの両側をヤスリがけして
下部差し込み部分をヤスリがけしてカットしました。
この部分も工具あると、かなり便利です。
手作業でやると、22フレットx2なので
かなりつかれました。

フレット受け
フレット受け
フレットを木で挟み込んで、ヤスリがけしました。

フレットのみだと、ヤスリがけするとき手が痛くなるので
木で挟み込んでヤスリがけしました。
これだと、結構楽にヤスリがけできます。
ただ、フレットが小さいのでヤスリがけしながら
ほんとにこれでいいのと確認しながら行いました。
バインディングカットの道具があれば、
かなり楽だったなぁ・・・と思いますが

ネックにフレットを仮設定
ネックにフレットを仮設定

ネックにフレットを仮設定、こんな感じで
22フレット作成していきます。
こんな風に作成したフレットを置いていくと
だんだん作成されているなぁ・・・
と感じます。

フレットの打ち込み
フレットの打ち込み

フレットの打ち込みはあてぎをして打ち込みました。
他のWEBでは、金槌で直接打っても問題無い。
という記述もありますが、
ここはやはり何かアテギして打ったほうが心配は少ないです。
タイドボンドを塗って打ち込む、というのもアリのようです。
私も、フレット溝がちょっと大きいかな、とおもって
タイドボンドを使うことも考えたのですが、手持ちが無かったので、
何も無しで、フレット打ち込みを行いました。

フレット打ち込み後のネック
フレット打ち込み後のネック

フレット打ち込み自体は簡単に出きるのですが、
打ち込みでは、フレットがキチンと打ち込まれているかと
確認しながら進めました。

フレット打ち込み後のネック確認
フレット打ち込み後のネック確認

打ち込まれた、フレットのエッジをニッパーでカットします。

フレットエッジ処理のためのマスキング
フレットエッジ処理のためのマスキング

ちょっと多げさですが、全面的にマスキングしました。
ここでも道具の問題ですが、フレットエッジようのヤスリが
あればかなり簡単に出きるのかな、と思いますが、
そんな道具は持っていないので、
ヤスリでひたすら削ることにしました。

フレットエッジ
フレットエッジ

フレットエッジの部分ですが、上記フレットを手で触っても
引っかからない程度にすり合わせます。

フレットエッジ2
フレットエッジ2

手持ちの600番のヤスリですり合わせました。
引っかかっていた、フレットエッジも
かなり、まろやかにはなったのですが・・・
やっぱり、フレットエッジはヤスリがけの道具があると
この辺も違うのか、と感じてしまいます。

すり合わせ
すり合わせ

この後、フレットの凹凸、など確認しすり合わせを行います。
私の場合も11フレットが若干落ち込んでいたのですり合わせを行いました。
 フレットすり合わせのヤスリは単純に真直ぐな25cm程度の木片に
耐水性のヤスリを合わせただけです。

組み立てた、レスポール
組み立てた、レスポール

すり合わせ後、レスポール組み立てました。
弦をセットしたときのネックの状態は問題無いようです。
ですが、フレットの高さが高くなったようで、ナットがあっていません。
解放弦の時、おとを出すと弦がフレットに当たりビビってしまいます。
ナットに足下駄をはかせて、調整することにしました。
最初、コピー用紙だと0.4mmとあったので、コピー用紙で
足下駄を作ったのですが、高さが足りないようでビビリは無くなりません。
そこで、ちょっと厚めの用紙を代わりに足下駄に使いました。
とりあえずは問題無いようで、解放弦のビビリは無くなりました。
弦高調整も2mmでビビっていたのが1.8mmまで下げても
ビビリは出ません。

 まぁ、実際にはフレットエンドの処理が今一で若干手に違和感はあるのですが
その当たりは最終的にフレットエンドの道具を手作りして、再調整しようと思っています。

音出してみると、生音はまぁ、はっきりいってマズイです。
でもアンプを通すと、良い音がするんですねぇ、
これはピック・アップのせいなのか、
それともそういう音だからアンプに合うのかは分かりません。

でも、まぁ、これでフレット交換は一段落、というところです。

実はストラトもフレットがかなり減っているので
フレット交換を考えているのですが
今回、リフレットしたレス・ポールのフレットエンドを完了した後
やろうかなと考えています。

追伸:生音で音が悪いと思っていましたが、弦を新らしい弦に交換したら
 悪いとは感じない程度にはなりました。
 生音で鳴りが良いとまでは感じませんが、まあまぁです。
 アンプを通した音は良いのでいいか、とは思っていますが。
 レスポールが生き返った感じです。

うれしい・・・ですねぇ

6/5追伸:
フレットエッジのすりあわせ、考えたら道具など考えなくてもよかった。
20cm位の角材にサンドペーパーをつけて、すり合わせすれば、問題無しでした。

ストラトと違ってフレットのバインディング対応が必要だったので、フレット下部を
カットしたのですが、それが精密に合っていなかったらしく、1弦を弾いているとき
たまに弦が、フレットエッジの外にはみ出したのですが、その弦が細いので、フレットエッジに
ひっかってしまったのでした。
 本音、ヤバいと思ったのですが、そこは、それ、瞬間接着剤をつけ、乾いた後に
フレットエッジのすり合わせを再度行うことで、解決しました。 ヤレヤレ・・

指板を真直ぐにするため、指板もすり合わせやったのですが、その時のごみをキチンと
レモンオイルでとらなかったので、ギターを弾く度に指先が真っ黒になったのですが、
これも、弦を緩め(ほんとは外した方がいいのですが、外したら、交換・・・になるので)
隙間から、レモンオイルでしつこく、吹上ることにより、大分良くなりました。
 今度、弦交換するときに、その辺の微調整をする必要があるようです。
何事も初めてのことなので、後からさぎょうが結構発生しました。
とは、言うものの、フレット交換、非常に満足しています。

そして、またまた
うれしくてフレット交換したレスポールばっかり弾いていたので、まだ2週間
ほどしかたっていないのに、もう1弦のフレットがすれてきているような感じが・・・
今度交換するときは、ジャンボフレットにしてみようかな、そうすれば、フレットの減りは
少ない・・・だろうなんて・・・

そして、今度はストラトのフレット交換を時間が開いたときに、やりたいと、
このストラトもフレットが減りすぎて、だんだん触りたくなくなっているのでした。
それに、このストラトのフレット、細いので、フレット移動の時指先が、
たまに引っかかるのでした。
 はやく、フレット交換したいとは思っているのですが、
やはりそれなりの時間が必要なので・・・
ジャンボ・フレットだけ注文しておこうかな・・・

ギターのフレット交換3

ギターのフレット交換3

フレットを外した直後の指番
フレットを外した直後の指番
指番の掃除はあまりしなかったので垢とかが
いっぱいついています。
ほんと汚ねぇ…

このフレット外し意外と苦労しました。

エンド・ニッパーはちょっと大きめのが良いようです。

また、フレットをはさむ部分は結構な精度が必要でした。

私は適当にグラインダーで削っていたため

フレットを掴むのを苦労しましたし、そのため指番を痛めたかな・・・と

はんだで温める作戦、時間がかかりすぎるので、途中でやめました。

やり方に問題があるのでしょう。

ということで、はんだごてはフレット交換には不要です。

フレットを外す要領は、ガチっと掴み持ち上げて、ちょっとスライドさせる、

でしたっけ・・・

フレットを外したら、指番が波打っているのと垢が付いているのとで

かなり、汚い状態でした。

指番の表面を240~600くらいまでのヤスリで磨きます。

そこで、再度ネックの曲がりをチェックしました。

曲がりがあれば、ここでも調整します。

ヤスリで磨き上げた後、レモンオイルで指番を磨きました。

ヤスリがけ後の指番
ヤスリがけ後の指番
指番の5フレット~15フレットまでが
スキャロップ加工とまでは行かないですが、
結構な具合に凹んでいました。
レモンオイルで磨いた後は触るとすべり具合が
すりすりと気持ちが良いです。

と、フレット打ち直前まできました。

後は注文したフレットが届いたら、

フレットのサイズにカットして

レスポールの場合、指板にバインディングがあるギターですので

長さをあわせバインディングに乗る部分を削ぎ落とす作業が

必要です。

ただ、グレコのレスポールはフレットはバインディングに

乗っていなかったので、同じサイズでカットすれば

バインディングの処理自体が必要ないかもしれません。

ただ、そうした場合、フレット端が綺麗に出来るか、

と言うところの心配はあります。

後の作業はフレットを打ち、すり合わせをやれば

組み立て、弦つけで完了ってとこですか。

意外と速く済みそうですが・・・

と言うところになにか問題が出てくるんですよねぇ・・・