回遊魚たち
回遊魚には大きく分けて3つのパターンがあるようだ。
- 河川回遊:川を上下に移動する。フナ・オイカワ他
- 通し回遊:川と海を移動する。 ウナギ・アユ他
- 海洋回遊:海を移動する。 マグロ・シイラ・カツオ他
ここで興味があるのは海洋回遊魚である。
海を移動するのには色々な理由が考えられるが、越冬などの季節移動、餌を求めての場所移動、産卵のための移動などがあげられる。
一般には大きな群れを作って季節移動するカンパチ、ヒラマサ、ブリ、マグロ、カツオ、サバ、アジ、イワシなどがいる。
回遊魚ゲットタイミング
陸っぱりが回遊魚をゲットする、には海水の温度が非常に重要だ。
回遊魚の多くは南方系で日本近海の水温が上がると、より豊富な餌を求め北上する。
アジ・サバは初夏のころ日本沿岸を北上し、汽水域へも入る。
これらをエサにするヒラマサなども回遊する。
さらに海温が上がると、イナダ、ワラサ、カツオ、シイラ、メジマグロなどが回遊する。
秋でも海温が高く回遊魚は大きな群れで回遊する。
外洋に面した海岸からはワカシ、イナダなどが小魚を追い回す。
回遊魚の季節は11月終わりまで続く。
8月終わり~9月中旬の生月島では接岸するシイラ狙って500m程の防波堤に1~2mずらっと並んでキャストします。
その光景はすごいです。
サイズも大きいシイラは1m30cm以上のあり、その万力と言われるパワーを堪能できます。
回遊魚をゲットする場所
基本は外洋に面した防波堤、磯、サーフとなります。
回遊魚の多くは外洋性の魚で黒潮、対馬海流といった暖流に乗って沿岸に近づきます。
ポイントとしては、塩分濃度が高い海域を好むため潮通しの良い、先端部分に集中するようです。
そのような意味では暖流近くの離島などは回遊魚を狙うためには絶好の釣り場となり、シマアジ、カンパチなどがしとめられることも多いようです。
また、連絡船の発着するような防波堤の先端部分は潮の流れも良いので、シーズン中は回遊魚狙いの釣り人でしめられます。
ただ、アジ、サバなどはプランクトンが主食となりますので、潮通しの良い場所より汽水域に群れをなすことが多いです。
それを追って中型の魚も入ってくることもあります。
サーフトローリング、ルアーなどは潮通しのいい先端部分で中型のヤズ、サワラなども良いです。
回遊魚の場合は満潮があさまずめ、ゆうまずめにあたる時間帯に爆釣する場合があります。
ソルトでは常にですが、特に潮周りに敏感になった方がいいようです。
プランクトンを主食とするアジ、サバなどは潮目がポイント目安となり、その小型魚をねらった中型魚も集まる場合もあるます。
回遊魚は小魚を追って磯際によっている場合のあるので、磯際、沖かに絞って始めるのも良いでしょう。
回遊魚狙いの仕掛け
アジなど、ジグヘッドにグラスミノーSSでも狙えるようだ。
ただ、アゴが弱いので、急激なあわせを行ったり乱暴に取り込もうとするとアゴが切れてばらしてしまう。
そのた小型回遊魚はミノー、メタルジグで狙える。
シイラなどを狙う場合はホッパーも有効であるが、陸っぱりの場合どれだけ沖にキャスト出来るかによる場合が大きいのでメタルジグをキャストする場合が多い。
ルアーと似た釣り方にサーフトローリングという釣り方があります。
これは日本古来の弓ズノを使って、遠投用のロッドにジェット天秤、トレーラー使い、ミノーの代わりに5cm程度の弓ズノをつけてキャストする。
ジェット天秤は弓ズノコンビで表層狙いもなかなかおもしろい。
当然ルアーと同様に、天候などにより当たりカラーがある。
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