省燃費/運転
走行抵抗
車が走ると、いろいろな抵抗が加わりそれが燃費に大きく関わります。
それらの抵抗には4つの抵抗があります。
空気抵抗
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車体と空気の摩擦により発生します。車速の2乗に比例します。70Km/h以上から
冒著に影響が出てきます。
加速抵抗
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加速の際に発生します。加速度、重量に比例します。
ころがり抵抗
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転がる際の軸受けの摩擦、路面とタイヤなどのエネルギー損失を言います。
勾配抵抗
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登坂する際の抵抗を言います。重量と勾配角度に比例します。
ゆっくり発進・加速
車はゆっくり発進・加速します。この発進・加速が燃費に大きく関わってきます。
発進の際はアクセルベダルをゆっくり踏み込み、早めにシフトアップします。
車にもよりますが、基本的に2,000rpm以内でシフトアップします。
定速走行
なるだけ定速走行を心がけ、アクセルを一定に保ちます。
車を追い抜こうとしたり、車間距離を縮めたりして急ブレーキを踏まないように
心がけます。
スピードは控えめに
スピードを上げすぎると、やっぱり燃費は悪くなります。
他の車と同じレベルで、車間距離をとって余裕をもって運転します。
アイドリング
アイドリングは必要最低限にとどめます。
駐車時など無用のアイドリングをしている車を見かけますが、必要最低限にします。
特にエアコンを効かせたアイドリングは燃費が悪化します。
当然ですが・・・
下り坂の運転
AT車で下り道で、燃費節約のためとしてニュートラルにしてはいけません。
ギアを長時間空転させておくとオートマチックトランスミッションは壊れる可能性
があります。
ニュートラルにしておくと言うことは、オイルポンプが回らないということです。
MTの場合はニュートラルにしていてもオイルの循環に関しては問題はありませんが、
やっぱり安全上ニュートラル運転は止めた方がいいでしょう。
また、長い下り坂をエンジンブレーキを使わないで下りる事は、ブレーキに大変な負担
をかけます。
ブレーキの負担は熱となり、「フェード現象」などを引き起こすかもしれません。
下り坂でブレーキがいきなり効かなくなる事は想像したくないですね。
長い下り坂は積極的にエンジンブレーキを使って下りるほうが良いでしょう。
ただし、急激なエンジンブレーキはエンジン内部にキズをつけるおそれがありますので
急激なエンジンブレーキは止めた方がいいです。
エコ運転